コレステロール値が高い人は乳がんの進行・移転が早い?

 

一説によると、乳がんになりやすい人の特徴には、女性ホルモンの分泌が多い、肉や乳製品を多く食べているという点が目立っているそうです。

 

単純すぎると思う人もいるかもしれませんが、これらには少なからず関連性があるようです。ホルモンを作る材料はコレステロールでもあることから、コレステロール値が高いと乳がんの進行や移転が早いとまでいわれるようになってきました。

 

悪玉コレステロールが過剰だと

 

コレステロールは、善玉も悪玉も体内に適量存在していてこそ健康を保てるといわれています。ところが、現代人の食生活や生活習慣、環境などには、悪玉コレステロールを増やしてしまう要因が多いのです。

 

悪玉コレステロールが増えてしまうと善玉コレステロールの減少にもつながり、コレステロール全体の比率が狂ってしまいます。これにより、たんぱく質の一種であるアルブミンという成分が不足して、血管や免疫、筋肉組織に害を及ぼします。

 

乳がんは細胞が侵されてしまう病気ですから、免疫がしっかり働いていないと悪化してしまいます。悪玉コレステロールを過剰にせず、善玉コレステロールとの割合を改善することで、乳がんの進行をくいとめることに期待が持てるといわれています。

 

女性ホルモンのエストロゲンが、悪玉コレステロールを減少

 

冒頭で女性ホルモンの分泌が多い人が乳がんになりやすい特徴があると述べましたが、女性ホルモンには2種類あります。

 

このうち、加齢や生活習慣の乱れなどによって減少してしまうのが、エストロゲンです。エストロゲンには、悪玉コレステロールを減少する働きがあるようです。さらには善玉コレステロールを増加させてくれる働きもあるようですが、ホルモンバランスが乱れると悪玉コレステロールが増えてしまいます。

 

つまり、女性ホルモンのどちらかが過剰に増えることが、悪玉コレステロールを増やすことにつながり、乳がんのもとになる危険性があるということなのです。